リレンザとタミフル、それぞれの違いは?

11月頃から流行し始めるインフルエンザは、1月になると流行がピークになります。これまでインフルエンザにかかってしまうと、一定期間安静に過ごしていなければ緩和しませんでしたが、現在はリレンザを利用することですぐに症状が楽になります。

インフルエンザによる諸症状を緩和することができるリレンザですが、実は解熱作用が無いというのも一つの特徴です。
リレンザはインフルエンザ治療薬として広く認知されていますが、さらに認知度が高い薬としてタミフルがあります。

タミフルは水と一緒に錠剤を服用するタイプの薬ですが、リレンザは吸入タイプです。
インフルエンザに特化した治療薬としてタミフルはとても有名なので、最初に開発された薬として考えられがちですが実はタミフルは後発品です。
世界で最も早く開発されたのはリレンザで、歴史が長い分だけ効果も安定的です。
リレンザは体内に存在している酵素が他の細胞に感染してしまうことを防いでくれるので、症状が全身に広がってしまうことを抑えることができるのです。
しかも錠剤ではなくパウダー状の薬剤なので、最も即効性に優れている薬とも言えます。
ただしパウダー状なので、体内に投与する時には専用の吸引器を利用しなければなりません。
吸引して使用する薬というのは、世の中にあまり存在しないので上手に使用できる方が少なく、最初は手間取ってしまう方が多いです。
吸引という特殊な使用方法のため、タミフルが保険適用された後は医療現場において処方されるという機会が少なくなってきていますが、タミフルは10代の方に対して処方することが禁止されていることもあり、まだリレンザの需要があるのも事実です。